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「市民の会議術 ミーティング・ファシリテーション入門」感想

インターンのみねおです。

いつの間にか5月に入ってしまいましたが、今日は先日まで読んでいた本「市民の会議術 ミーティング・ファシリテーション入門」(青木将幸著/ハンズオン!埼玉出版部)の感想をアップしたいと思います。

この本は多様な分野でファシリテーションを実践する青木将幸氏が、会議を進めるためのコツや、会議の体験談・失敗談・教訓などを、自身の経験から率直に書いたもので、「よい会議」にするためにファシリテーションのとるべき姿勢や心得、手法、道具などについて紹介されています。

本書は第5章まであり、第1章では会議をよくするための準備や役割分担等基本的なことについて、第2章では会議のタイプ別攻略法について、第3章では組織全体のコミュニケーションをよくする事例の紹介、第4章では立場や考え方、世代など様々な違いを超えて話し合う事例の紹介、第5章では筆者の失敗談やそこから得た教訓について書かれています。

この本の中では、筆者がこれまで実践してきたファシリテーションの手法や会議に必要な様々な道具についても紹介されていますが、序文で筆者が「重要なのは手法以上に「心がけ」ではないか」と述べているように、ここで紹介される事例やポイントには、どういう思いがあってその進め方を選んだのか、どういうことを意図してその点に注意すべきなのか、について詳しく書かれており、ファシリテーションの心得を基本から学べる一冊だと思います。

また、ここで紹介されている事例は18件もあり、それぞれ参加者や目的などのタイプが異なるものなので、多様な種類の事例を知ることができます。

これらの事例から感じたのは、会議を運営するには参加者の特性や参加者同士の関係性、会議の目的等をしっかりと理解した上でそれにあった進行の仕方をデザインすることが重要であるということで、それによって多様な会議の仕方があるということを改めて感じました。

これを踏まえて今後、参加者の特徴や会の目的に注目しながら現場を見ていきたいと思います。

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勉強会!

インターンのみねおです。

先日4月25日にhome’s viで勉強会をおこなったので、今日はその報告をしたいと思います。

勉強会は2本立てで、①共感コミュニケーション、②問いをたてる、という内容でした。
それぞれメンバーが行った研修・ワークショップで得られた学びをシェアする会、という位置づけでおこなわれ、約5時間中身の濃い時間を過ごしました。

①共感コミュニケーション
共感コミュニケーションは、自分の一方的な価値判断を取り除くことでお互い気持ちよくコミュニケーションすることを目的としたものです。
共感コミュニケーションがおこなわれる背景として、「人は普段コミュニケーションするとき、無意識のうちに相手(自分)の言葉を自分の判断や価値、基準といったフィルターを通して解釈している」というものがあります。
しかし、これは時に誤解や偏見につながり、その後のコミュニケーションを妨げる要因となりかねません。
また、ファシリテーターにとっても誤解や偏見はあってもならないことです。

そこで有効なのが共感コミュニケーションで、その基本は「観察(Observation)」「感情(Feeling)」「ニーズ(Need)」「リクエスト(Request)」を意識することです。
具体的に言うと、
①相手(または自分)の言動などを客観的事実として観察する
②観察した事実について、感情とニーズ(感情の根本にあるもの。何を満たしたいのか)について切り分けて考える
③ニーズから生まれるリクエスト(要求)を把握する
という流れになります。

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これは言語のようなものですぐに習得できるものではないそうなのですが、この勉強会ではNVCについての説明があった後、そのトレーニングとなる二つのワークをやってみました。

一つは、語り手1人、聞き手2人の3人一組になり、語り手の経験(テーマは何でも良い)をだまって聞きながらその言葉だけでなく動きや声色、話し方などから語りを全身で感じ取り、その後その話について「その人はどういう感情があってそれはどういうニーズを満たされたいからなのか」という観察の結果を聞き手が感じるままに話すというものです。
その際、ニーズについてはその項目がそれぞれカードに書かれてあるので、そこから聞き手は自分がこれだと思ったものを語り手にプレゼントとして数枚贈ります。
ニーズの紙が6~10枚ほど集まったところで、語り手はそこから自分がピンとくるものを3枚選び、改めてそこから感じたことを話します。
これを役割を変えながら3回おこないます。

もう一つのワークは、5人一組になって、一人は自分が過去に言われて傷ついた言葉を言う役、あとの4人はその言葉を聞いてそれぞれ①「相手を攻撃する」②「自分を批判する」③「自分の感情とニーズを言う」④「相手の感情とニーズを言う」役になります。
傷ついた言葉を言う時には、できるだけその時の表情や話し方を真似ながら一対一になって言っていきます。

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例:

A「君ってこんなこともできないのか!」
B「お前だってそんなこと言える立場にないだろう!」


A「君ってこんなこともできないのか!」
C「自分が努力しようとしないのがダメなんだ…」


A「君ってこんなこともできないのか!」
D「自分は今とても悲しい。私は人に認められるということを大切にしているんだ」


A「君ってこんなこともできないのか!」
E「あの人は今が怒っている。あの人は誠実であることということを大切にしているんだ」

これを役割を変えながら5回おこないます。

この二つのワークを通して、共感コミュニケーションの実践において相手の気持ちになろうとするのではなく客観的に「感じる」ことの難しさを感じました。
また、自分が話し手や傷ついた言葉を言う役となったときは、自分の経験について客観的な見方をされることで、自分の想定していなかったニーズにも気づくことができました。

日頃から感情とニーズを意識して生活すれば、相手や自分を客観的に見ることができるようになり、人間関係においてぶつかり合いを避けるだけでなくファシリテーションする上で必要な姿勢も身につけられるのではないかと感じました。

②問いをたてる
ワールドカフェなどのワークショップなどではよく「問いが大事だ」という話を聞きますが、「良い問いってなんだろう?」と思う人も多いかもれません。
そのヒントをくれるのがここでおこなったワークです。

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どんなワークかというと、
①3~5人くらいに分かれ、与えられたテーマに関して考えうる質問をブレストする
②ブレストして出てきた質問を、「はい」「いいえ」で答えられるクローズな質問(A)なのか、「はい」「いいえ」では答えられないオープンな質問なのか(B)を区分する
③出てきた質問に対してその長所・短所をグループで話し合う
④AをBに、BをAに変換した質問を作ってみる
⑤グループごとに優先順位の高い質問を3つ選び、その理由とともに発表する
という流れです。

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このワークを通して感じた自分の一番の気づきは、質問する際その前提条件に注意しながら問いを立てる必要があるということです。
今回テーマについてブレストした中で、質問によっては相手の存在自体を最初から否定したものなど前提条件を決めつけたものがあり、場合によってはその質問をしても答えを得られないような可能性も考えられます。
逆に相手の自由な意見・感想を聞くには前提条件をできるだけ取り除いた問いをたてる必要があるのではないかと考えました。
また、直接問いをたてることとは関係ないのですが、ブレストする際は自分たちが楽しみながら(時にはふざけながら)していくとより多くのアイディアが生まれると感じました。

ここで感じた二つのことから、
・質問する際にはその前提条件を考え、その質問が的確なのか考える
・ブレストで行き詰まったら「楽しむモード」に切り替える
ということを実践していきたいと思いました。

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以上が勉強会についてですが、ちなみに勉強会は場所が移転し新しくなったImpact Hub Kyotohttp://kyoto.impacthub.net/にておこないました。
桃李庵とはまた違った雰囲気で、ワークショップ感のある(?)勉強会となりました。

この一日でたくさんの学びがあり、ぜひまたこうした勉強会をしていきたいと思いました!

第17回ファシグラ研究会報告

第十七回ファシグラ研究会報告

日時:3月6日13時から17時
場所:職員会館かもがわ 大多目的室
参加人数:23名
運営担当:ファシグラ研究会スタッフチーム 竹ノ内、荒川、藤原

実施項目:
1.オープニング
2.ファシグラ入門ワーク
3.プロアクションカフェによるファシグラ実践
4.クロージング

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⚪️ワーク内容
1.オープニング
3人一組で「今の気持ち」のチェックインのあと、実際大規模なパネルディスカッションのグラフィックによるレーコーディングの事例を写真をみせながら伝えました。そのあと、4人一組で、「出身地についての紹介」、一度シャッフルして「今日期待すること」を、紙に書きながら(可視化)話をしてもらいました。

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2.ファシグラ入門ワーク
ファシリテーショングラフィックとは「はなす きく かく みる」のコミュニケーショントレーニングの一貫であるというお話しをし、各項目のステップをふんでいきました。まずは「きく」。A4用紙1枚を3×3のマンダラというフォーマットを使い質問を考えて頂きました。その後、「はなす きく かく 」のステップをトリプルインタビュー(3人1組でインタビューされるはなす人、グラフィッカー役のかく人、ファシリテーター役のきく人を、決め、順番にまわしていく手法のこと)を使ってトレーニング。みなさん、インタビューされた内容をとても鮮やかに描かれていたり、5分では足りないくらい話しが盛り上がっていました。
「みる」のステップでは、描かれた紙を見せて机の中で内容を発表したり、描かれた紙は「編集する」というステップをふんだ後に壁に張り出し、皆に見えるようにしそれぞれの良さと気づきを共有する時間をとりました。たくさんのケーススタディを前に参考になるところが多かった様子。

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3.プロアクションカフェ
各自、自分が主体的に取り組んでみたいテーマを、3人一組で、まず話し合ってもらいました。この場で「新たな発想をもって取り組みたいテーマ」先着順でコーラー(提案者)を募集しました。最初のラウンドでは、コーラーからテーマの背景説明でした。コーラーが語り、他のメンバーでファシグラします。次のラウンドで、さらに良くするために、必要なサポート、第3ラウンドで、あらたな気づきと、今後のプランを話し合ってもらいました。毎回、メンバーはかわり、ファシグラする人も変わっていきます。最後に、コーラーから、テーマについてのプランと感想を語ってもらいました。

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4.クロージング
今日1日を通しての、気づきとネクストステッップを紙に書いてもらい、会場をあるきまわって、2−3人ずつで共有する形で終わりました。
1年ぶりのファシグラ研究会でしたが、プロアクションカフェに、ファシグラを組み合わすことで、実際の議論の様子が手をとるようにわかるのと、入門ワークで学んだことを早速使える場となり、有効な流れだったと思います。

以上

「ホールシステム・アプローチ-1000人以上でもとことん話し合える方法」感想

インターンのみねおです。

今日は、場づくりの基本知識を学ぶため先日まで読んでいた本「ホールシステム・アプローチ-1000人以上でもとことん話し合える方法」(香取一昭・大川恒 著 / 日本経済新聞出版社)の感想を投稿したいと思います。


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この本はワールド・カフェやOSTなどホールシステム・アプローチを学ぶ入門書として最適な本だと感じました。

第1章ではホールシステム・アプローチの定義や特徴、近年注目を集めている背景について、第2章ではホールシステム・アプローチの基盤となっているダイアログの考え方や特徴、第3~6章ではそれぞれワールド・カフェ、AI(アプリシエイティブ・インクワイアンリー)、フューチャーサーチ、OST(オープンスペース・テクノロジー)についての特徴、目的、進め方、事例紹介、第7章ではホールシステム・アプローチを活用して組織変革・地域づくりを成功させるために注意すべき4つのポイントが書かれています。

このように本書ではホールシステム・アプローチの定義からその根本にあるダイアログ、具体的な手法までその全体像が描かれており、自分のように知識が無い人にとってはホールシステム・アプローチの外観を学ぶ入門書として非常に適しており、まさにホールシステム・アプローチの教科書と言えるでしょう。
また、この本には各手法の目的や進め方だけでなく、その手法の哲学とも言える基本的な考え方についても紹介されているので、ある程度知識がある人にとっても、ホールシステム・アプローチの全体像とその根本にある考え方を再確認する意味で適した本であると思います。

ただ、あくまでこれは入門書であり、ここで紹介されているそれぞれの手法を詳しくじっくり学ぼうと思えばまた別の本を読む必要があるのではないでしょうか。

現に、自分も本書を読んでみて、ホールシステム・アプローチの各手法についてもっと詳しく知りたくなりましたし、ここで紹介されているもの以外に他の手法もないのか気になりました。

今後の学びの意欲を掻き立ててくれる一冊となりました。

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はじめまして!インターンのみねおです!

はじめまして!
今月からhome’s viで学生インターンをすることになったみねおと言います。
場づくりやまちづくりに興味があり、今月4日からhome’s viでインターンシップをさせていただいています。

今日からこちらで日々の活動の様子を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

今日でインターンを始めてちょうど一週間が過ぎたのですが、ここ一週間は各プロジェクトの話し合いに参加したり事務作業を手伝ったり、基本的に事務所の中で過ごしています。
また、場づくりについて右も左もわからない状態なので、事務所から本を借りて読んだりもしています。

まだ一週間なので、この先どんなことが待ち受けているのか、期待と不安が入り交じる毎日ですが、ここ一週間それまでとは全く異なる環境の中で色々な人たちと出会い、会話し、新鮮で刺激溢れる日々が続いています。

これからここでたくさんのことを学んでいこうと思います!

(写真は事務所のすぐそばにある妙顕寺の桜)

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プロフィール

Author:omusubian
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