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ブックレビュー(ふじわら)

みなさん、こんにちは。
桃李庵から、藤原よしひこです。
実はプライベートで本はほとんど読まないのです、最近友人に借りた小説も第2章でとまっていて、
季節は移り、夏が終わってすっかり秋になってしまいました。


そんなぼくですが、この本だけは、今年の年始に一気に読んだのです。
今、全国には不登校の小中学生が約11万5000人、不登校の高校生も5万3000人にのぼるといいます。
(文部科学省の2010年度調査)
そんな不登校の子どもたちが通うことのできるフリースクールを京都府木津川市加茂町に建てたのが、
著者の比嘉昇さん夫妻。
 荒れた中学校の校長を務めておられた著者は、窓ガラスが割られたり、バイク事故が起きたりする生徒たちの状況を
なんとかケアした経験をもっておられる。
 しかし、反対に学校に来ない、引きこもりや不登校の生徒のケアは全くできなかった、という自身の経験から、
退職後、退職金を投じてこの「夢街道・国際交流子ども館」を2002年ころ設立。
いま10年経ちます。

一人ひとりに家族がいて、一人ひとりにその生きる境遇があって。
自宅とその行くべき学校に合わないときに、また退場させられてしまったときに、
学校でもない、自宅でもない、そんな居場所がここ「こども館」なんだと思う。
野菜づくりや田植えもやるみたい。
じぶんたちで企画する運動会をやるみたい。

ストレートに学校を卒業し就業し、家庭を持ち、人生を楽しむ、というようなライフプランを持っているのかもしれないが、誰しもがそんなことをできるはずもない。
たとえ大学まではなんとか、こぎつけるけれど、社会にいざ貢献してもらいましょう、何かやってみてと言われたときに、「ぼくは何ができる?」「何をして働いたらいいかわからない」そういう状態に、僕自身もなっていたかもしれない。

そういった生きる上での、人を助けるとか、協力するといったことを学ぶのが学校なのかもしれないが、
不登校の子たちがこれだけ増えているのは、なにか学校自体も構造に昔とは異なる問題が生じ始めているのではないか。
孤立しない、させないために、若いときに進学塾ばっかり行ってても、あまり「生きるしなやかさ」みたいなものは育たないのかかも。

僕自身、小学校でソフトボールチームに入り、6年生からは公文式に通い、中学校ではソフトテニスを始め、また進学塾に通い、公立の普通科の高校に入り、大学進学。ときおりレールを踏み外しそうになりながらも、標準的なレールに22歳まで乗っていた。
23歳の時、就職活動を止め、アルバイトで生活。生活ななんとかなっていたが、再び家業を手伝うというレールに乗りそうになった。実家に帰ったのだ。数ヶ月して、体調を崩し、精神科に入院。
ここで、一瞬人生が終わったかのような、気にさえなった。
いまは、なんとかこのhome's viで働かせてもらっているが、本当にぼくの人生どうなっていたかわからない。

子どもたちには、順風満帆に見える人生にもいろんな側面があることを知ってほしいし、
まずは、自分の見てきた世界の中で「好き」なことをやってほしい。

病気や家庭環境の変化など、子どもたちの取り巻く環境は激しい部分もある。
順調に行っている家庭も、将来はどうなるかわからない。そんな中で人生を自分事で歩むような生き方をしてほしいと思ったのだ。

「義を見てせざるは勇なきなり」は論語の中にあるらしいが、本当にいま29歳のぼくが取り組むべきは
小中高校の子どもたちを学校という檻から開放させて、平凡だけど平凡じゃないぼくら世代のストーリーを話すことなんじゃないかと考える。


代表嘉村の言葉を借りると「コミュニティで子育て」「フリースクールとコワーキングスペースが同居する空間」だ。
そんな発想を地域のなかにかたちつくっていきたいような、気持ちだ。

これからもきっと、子どもが育つというのは危うくて綱渡りのような感覚なのかもしれないが、
「木は木のなかに」「人は人なか」で育つので、共同体のようなものが必要になってくるんだろうなあ。




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