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ファシリテーターがリーダーシップを発揮する

こんにちは、良い天気ですね。萩原です。

新しいカテゴリを追加しました。
「場づくり」です。
なんでなかったんだ?!と思いますが、おそらく「日常の風景」にでも
カテゴリしていたのでしょう。

ふと思い場づくり系の著書を読んでみて、勉強になるなぁと感じたので
今後は著書から得たことや、実践から得た学びは「場づくり」にカテゴリしてこうと思います。

さて本日読んだ本は『対話する力』(アマゾンへリンク)中野民夫さん、堀公俊さんによる本です。
とても読み易く、ファシリテータの感じる疑問などにお二人が答えてくれています。

私が読んで印象に残ったのは、タイトルにも書いた「ファシリテータがリーダーシップを発揮する」ということです。

ワークショップなどは「そのときだけ盛り上がるが、行動につながらない」だったり、
「終わったあと一気にテンションが下がる」などの声がよく聞かれます。
私たちの団体もそのことは非常に身に染みています。

まず大切だと書かれていたのが、事前と事後にしっかりとファシリテータが関わるということ。
場をつくるファシリテータが「研修だけつくって、行動は参加者に任せる」という態度だと
やはり参加者としても自己を律することができません。
そこでファシリテータ自身も行動宣言「このワークショップが終わったあと、私は○○を変えて行動してく」というように、参加者に伝えることでちょっとした規律?のようなものができます。
なにより、ファシリテータをする人が一番熱い想いをもっている(リーダーシップ)ことが重要なのだと思いました。
終わったあとにリーダーシップを発揮して、ファシリテータ自らが行動を変え、周囲を巻き込んでいく。

たとえ外部からのファシリテータであっても、事前にしっかりと状況をきいていたり、参加者の立場になることが重要で、想いを固めて本番を迎え、そして事後にしっかりと状況をみて方向づけをしていく。

数ヶ月後にフォローアップで集まりを開くことも大事だと書いていました。
それまでの宿題に「実践して気づいたこと」や「自分なりの大事なこと○箇条」をつくってきてもらうなど
継続的にフォローしていく、集まったときに数ヶ月間の感想を話合う。

ファシリテータがそこまでひっぱるのか?と少し驚きましたが、ワークショップを開いて本気で変えようとしているファシリテータなら、そこまでやって当然というのも納得しました。

ホームズビーも何度かファシリテータとしてお呼びしていただいてますが、
まだまだその域に達していないように感じました。
少しづつですが、これからやるワークショップなどに関して、事前・事後の関わりと
熱い想いをもったファシリテートをしていきたいですね。

**新情報☆
中野民夫さんが11月29日(日)に
「ひとづくり・場づくり・まちづくり最前線ワークショップ2009」
で一日講座を開催していただけることになりました!
ぜひ皆さんお時間空けておいてくださいね。
専用HP→http://homes-vi.com/workshop/
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